2015産地視察
平成27年産米産地視察
9月2日AM途中豪雨の中、 静岡ぬかどっこさんからスタート |
9月2日夕方、兵庫丹波到着 刈り取り入り始め・・・ |
日が落ちる前に小雨降る中 宮垣農産圃場視察中・・・ |
今年の品質だけでなく、圃場を見て 来年の課題も話し合い、飲み会へ |
9月3日早朝今日も曇天・・・ 丹波高見農場視察 |
京都丹後へ移動・・・ 圃場視察前に毎年の元お伊勢さん参り |
9月3日昼 京都丹後 山口・伊達さんの圃場視察 |
山田錦の稲の特性で話はもりあがり まだまだ話もあるのですが富山へ移動 |
富山到着・・・ほぼ1000km |
日が落ちる前に、小雨降り始める中 島倉さんの圃場視察 |
9月4日久々の青空、富山の精米機 メーカーでのテスト精米に向かう |
より美味しいご飯になる精米・・・ 様々な面から開発技術者のトップと談義 |
これは、料理人でいう所の包丁職人さん なんかと話をしているのと同じ感覚なん です |
途中で新潟で山田錦を栽培している 圃場をチラ見して・・・ |
・・・ |
9月4日夕方新潟三和の金谷君の 龍の瞳とみず穂の輝き圃場視察 |
生産者との飲み会3日目・・・・ | |
9月5日日本海側から長野へ向かう |
チョットと野沢に行く前に、あるご縁で 魚沼塩沢近辺の圃場へ立ち寄る・・・ |
9月5日夕方、野沢温泉村・・・ 曇り始めたこともあり肌寒い 今回は婿が来て跡継ぎが出来た |
やはり肥沃な土地と、ふんだんに使え る水茎をかじっても甘みがある・・・ |
8月中旬からの曇天と気温の低下は どの産地でも痛い!1週間遅れかな |
9月6日 野沢温泉の朝市 野菜が少ないなぁー |
9月6日AM 魚沼津南の田んぼへ 前日野沢の田んぼにカメラを忘れた 慌てて戻ったので遅れちゃいました |
近くに、品評会で賞を取った方の 田圃があるという事で見に行った。 チョット^^!)!で・・・・ |
又、雨・・・峠越えで只見、南会津から 喜多方に向かう。 |
出来れば、晴れた紅葉の時期に 走りたいんだけど・・・ |
6日PMまだまだ粒は登熟途中・・・ 根が生きているからお日様待ち。 |
雨の中3か所の田んぼを周り ずぶぬれ状態・・・ |
会津で今日も2件目・・・ 毎年必ず立ち寄るお店。ホッ |
7日晴れた磐梯山を見ずに行くのは 辛いけど、一路山形へ |
山形飯豊、加藤さんの田んぼ 昨年怪我をして年齢的にも今後無農薬で 栽培は難しいかも・・・ き合いなのですが後継者も居ないので、 これも現実です。 |
7日昼・・・山形置賜つや姫の田んぼ
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途中、尾花沢で豪雨に合いながら 一路鮭川村へ向かう・・・ |
7日陽が落ちる前になんとか 横山さんの田んぼ到着 |
昔反乱を繰り返した肥沃な土壌 何故か田んぼにいる時は小雨に |
夜、山形でお世話になっている方と 「ふなくぼさんど~か今のままの ポリシーで替わらず居て下さいと」励まされ |
8日山形新庄駅で宮城の中鉢さんが 何故か勝手に乗ってきて一路秋田の 農業試験場へ向かう・・・ |
9月8日昼、秋田農業試験場 毎年恒例となりました・・・ |
秋田の生産者とも合流して・・・ |
色々な意見交換と、この1年の変化や 今後の課題を話しながら・・・いつもはこれで 時間切れですが、今回は又夜合流して |
9月8日PM秋田大潟村 |
久々に雲もやや切れて、本来の形で 圃場視察が出来た・・・ |
今年の天候は初めてのパターン、今後の 天候で稲が十分登熟できるかをチェック |
秋田農研・福井農研・秋田生産者 宮城生産者と飲み会・・・ 来年に向けて楽しみな事が山ほど 出来ました。 感謝 |
9月9日秋田横手・・・ 何年も美味しいあきた小町に出会って いない・・・ |
知り合いの飲食店さんの要望で 横手のあきた小町の圃場視察 |
途中どしゃ降り・・・9日夕方なんとか 宮城鳴子温泉の中鉢さんの田んぼへ |
ご立派・・・水の良い圃場ですが 水は冷たく気温も低い、でもこの根なら |
お日様が出て、25度程度まで上がる日が 数日続けば稲は見違えてくる・・・ |
宮城の生産者さん2人と食事 今日はノンアルビールで・・・ |
10日に栃木によって変える予定を 急きょ変更・・・東京へ |
東京まで後100kmほど、豪雨、キリ、豪雨 最後に渋滞。常磐道に迂回して帰る。 各産地の人達や田んぼが無事な事を祈ります |
九州の台風被害、東北の空梅雨そして8月中旬までの猛暑。ゲリラ豪雨どころか今年は雨がどの産地も降っていない。
渇水の危険状況から8月16~18日を境に西も東も極端に気温が下がり、雨と曇天の繰り返し・・・・
こんな天候のパターンは初めて。どの田圃に行ってもゆるく稲に元気がない。やはりお日様が出ないと辛い
通りすがりに見る慣行栽培の稲の実はそこそこついているが、稲の状態はあまり良くない「品質のばらつきが激しいだろう」
当店の契約農家さんの田んぼは、1週間前後の遅れの様相だけど差はあれど根も茎も老化せずに生きているので、この雨
が通り過ぎて、お日様が出て日中気温が25度程度まで上がってくれることに期待しつつも「正直、風は無くてもあれだけ強い
雨に長時間さらされるとなびいた稲が復活するのか不安もあった・・・」帰社後11~12日各産地から状況報告をもらう・・・・
さすがに太陽の力と稲の生命力なのか、どの産地も大きな被害がなかっただけでなく「稲がしっかり起き上がり、葉色や活力
も回復との報告」まだまだ刈り取りまで今年の天候は不安があるけど一先ず安心しました。
生産者の方達の1年の努力が1つの台風や豪雨で水の泡になってしまう農業の厳しさと強さ、稲作にかける生産者の方達の
努力に感謝です。 何とか今年も美味しいお米を1年間提供できたら幸いです。