お箸の国の物語

ふなくぼ商店

夏場にウマイ。プロのこつ

先ずは、手抜きをしよう。でもポイントはしっかりと!

朝又は夜に米を研ぎ内釜に入れて水を張ります。

そして、そのまま冷蔵庫へ・・・

お米は、搗精「精米」が上質で亀裂や・割れていない米ほど吸水に時間がかかります。夏場で30分で約7~8割、米質により2時間で飽和状態になるというは間違えです。米質と水温により異なりますが「旨みや甘みを引き出すには6時間以上冷蔵庫内で吸水が必要です。」冷たい水でしっかりと100%吸水させると、「6~24H」早炊きしても粘り、艶のあるご飯に炊きあがります。水を冷やすのを忘れたら氷を入れて溶かし冷水を作って下さい。氷を入れて炊くのはNG。水温がばらつき量が多い程炊きムラになります。

お帰りになったら、食事の30分前に高速炊飯「早炊き」スイッチON(高速炊飯なら約20分ですぐ炊ける)炊き上がったら炊き上がったら、飯切り(ご飯の上下をかき混ぜ余分な水分を飛ばし)あと5~6分蒸らしをしてね!食事の支度を始めてから30分で炊きたてのウマ~イご飯の炊き上がり!(冷蔵庫にスペースが無い場合はペットボトルに冷やした水を使ってね・・・)「朝食のご飯なら寝る前に冷蔵庫へ、冷蔵庫なら少し柔らかくなりますが2日位は大丈夫です。」

どうしても冷蔵庫スペースが無い方は→洗い米を冷蔵庫に保管!研いだお米をサット水切りし直ぐにビニール袋表面張力で残った水プラス1合で20㏄程加え空気を出して口を縛り平たくして冷蔵庫へ。炊飯時にお米の重量を計り同じ重さの水と米を釜にセット(あとは好みで水加減調整)して後は、上記と同じく高速炊飯で!

洗い米は手の不自由な方高齢の方などがヘルパーさんなどに数日分ストックも可能な方法ですが、間違った情報で伝わると不味くなったり腐敗の恐れもある為、直接お尋ね下さい。


なぜ、冷たい水なの?

お米は、冷たい水程給水に時間がかかりますが、ゆっくりと芯まで吸水させた方がムラ無く炊き上がり、又夏場は水が温いためお釜の沸騰するまでの時間が早すぎてお米からご飯に変る時に充分な粘りが出なくなってしまいます。

もう一つ・・・内釜の底に水滴がついていたら釜に入れる前にサット拭いてね!「常温でのタイマー炊きは30℃の水に数時間も浸かる為、水が腐敗し雑菌だらけで味も悪くなります。夏場だけでは無く冬もお部屋は暖かい為、避けて下さい。」

注※ タイマー炊きで放置すると夏場水の温度は30~40℃にもなってしまいます。雑菌も繁殖しお米の酵素も動き始める為、黄ばみや臭いの原因のある時様態で炊飯する事になります。極力タイマー炊きは避けて下さい。


これでまた一人、ご飯の達人が誕生しました

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