お知らせ

産地視察終了しました。

今年は天候が不順だった為、産地視察を例年より各産地1週間ほど遅らせて毎週末トータル3500㎞ほど走って16産地の視察に周ってきました。

圃場に入り稲を抜き、根を洗い茎を切り登熟中の粒を登熟順に分解して、今年の天候と今後の台風気温・天候を考慮して極力ベストのタイミングで収穫できるよう話し合ってきます。

通常は栽培は生産者に任せきりが多いですが、「食べるのはご飯ですから」こういう育ち方稲はこういう特性のご飯になるという事を何十年も続けて来ました。それでもこの5年間の天候に合わせて栽培するのは容易ではありません。一度雨が降ると降り続け日照も無く、晴れればずっと晴れ続きで雨が無く乾ききる。こんな天候だと稲はついて行けずに1つの穂の中でも粒の長さ厚み熟し具合がバラバラになってしまいます。丹波から秋田まで押しなべてそのような状況です。

契約生産者の周りの慣行栽培は枯れ上がってきているので刈り取るしかありませんが、契約産地はぎりぎり根も茎も生きているので1週間程遅れる予定での収穫となりそうです。

今後の台風にもよりますが、9月末ごろから続々新米が入荷します。

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